12月理事長メッセージ

 2年前に始まったコロナ狂騒曲、世界中に多大の不幸をもたらし、人々の日常生活をまったく変えてしまった。100年前のインフルと比較され、科学技術が進んだ現代では終息するのも時間の問題と誰もが考えたのに、一部日本では少し落ち着きを取り戻したものの、諸外国ではまだまだ猛威を振るっている。マスクや熱測定から解放されるのは未だ見通しが立たない。そんな中、厳しい対応と子供の成長・発達との相矛盾する中で、日々の保育と行事活動を行ってまいりました。時には叱咤激励のお言葉を頂きながら、保護者の皆様のご期待に応えられる努力も重ねてまいりました。お褒めの言葉も多数いただいた反面、中にはまだまだ対策をという無言の圧力も感じることもありました。これからも子どもたちの安全、安心と保護者からの信頼を目指して、努力してまいります。さて、時は師走、昔流に言えば、盆に延びた支払いも暮れにはどうしても取り立てることで「越すに越されぬ歳の暮」とは打って変わって、現在では年度末の3月のほうが大事、と言っても12月の声を聞くと何かじっとしていられない苛立ちや、一年の悔恨や反省を思う。しかしそんな懸念を払拭して、「来年こそは」と思う者はもっとも良く人生を送ることができるだろう。私の楽観的な見方かもしれませんが。ついでに書くと作家の石坂洋次郎は人生を終えるにあたって、次のように書いた。私自分は働けなくなって、ただ長寿を保つことはごめんだという気持ちである。また、人生は一度だけでたくさんだというのも私の場合の実感である。シミや偽りや傷あとだらけの私の人生をもう一度!そう思える人はよほど神経の鈍い人だと思う。私は地獄、極楽を信じないが、もし人間が死後、そういう世界に移り住むのだとすれば、私は泰平無事だが、少しばかり退屈そうな極楽よりも、血の池、針の山の責め苦がある地獄に住みたいと思う。自分の首を片手にぶらさげて歩いていく亡者であることも変わっていて面白いのではないだろうか。  保護者の皆さんはどう思われますか。というより、まだまだお若い皆様にとって無縁の事象かもしれません。
2021年、今年もいろいろありました。物議をかもした2020東京オリンピック、日本人は大活躍でした。精神的ストレスを告白した二度目の優勝を飾ったテニスの大坂選手、二刀流の前代未聞の大活躍の大谷選手、稲見選手の銀メダル、松山選手のマスターズ優勝、笹生選手の全米オープンの優勝、藤井4冠の超人的な活躍、衆議院選挙と岸田首相の選出、バイデン大統領就任、等々がありました。個人的には60歳から始めて18回目に頂いた生まれ年の新聞、1944年11月3日の記事には「荒鷲レイテ湾を猛攻」の勇ましい記事の反面、「B29悪天候でも爆弾1トン積んで飛来」の記事で、日本の敗戦を予感させるような記事も。10年後の1954年のトップの記事は日本一の健康優良児と優良校が決まったニュース、いまはもう消えてしまったが。様々な事件や出来事が起こり、さまざまな道筋をたどって解決し、消えていく。それは私たちの人生に通じるものであり、喜怒哀楽の境地なんだろう。あるものはハッピーエンドの結末となり、またあるものは後味の悪い結果を残していく。粛々とそれを受け止め、自分の成長の一過程と考え、それに対処する知恵を身につけていく。人はもろい反面、堅固な一面も併せ持っている。  入園、進級で始まった4月以来、先生や友とのふれあい、新しい環境との出会い、いろいろな行事や保育活動を通じて、それぞれの学年にふさわしい知識を身につけ、体験や経験もしてきました。子どもたちは保護者の皆様が思っている以上に大きく立派に成長発達を遂げたと思います。三つ子の魂百まで、幼児教育の大切さを今一度かみしめながら、2022年も全力で子どもたちと楽しい時を過ごしてまいります。ご期待ください。

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