アインシュタインの相対性理論
2025.04.30
アインシュタインの相対性理論
みどりの風が心地よい季節、晩春から初夏へ、一年のうちで最も華やかな季節の到来です。梅、桜、モクレン、ハナミズキ、ドウダンツツジ、様々な春を彩る花の季節も終え、今は新緑のみずみずしい、山笑うから山滴るの季節に移ってきました。4月入園、進級からはや一か月、最初の不安や恐れ、心配、孤独、寂しさの情感から、幼稚園に慣れ、他人との関りもそれなりに身をもって体験し、あきらめと前に進もうとする意欲が湧き上がってきた子どもたちです。
子どもの成長の度合いは千差万別です。これから本格的に始まる幼稚園独自のカリキュラムによって、子どもたちは一日一日と成長し、多くのものを身につけていきます。幼稚園は集団保育というものの、個性あふれる園児に配慮した指導も、担任やカウンセラーを中心にして進めてまいります。
体操は、専門の先生によって、様々な運動領域の拡大が図られると同時に走る、歩く、跳ぶなどの基本を中心にして、いろいろな体操演技の充実を図っていきます。今の子どもたちは種々多様な歌や音が耳に入り、私たちの時と比べるとリズム感や音感が本当に素晴らしいと思いますが、そんな子どもたちに音楽の塩田先生を中心にして、各担任の先生は発声から合唱の指導を行うと同時に今まで触れたり、見たこともないような楽器に直接触れて、音への興味を高め、これから学ぶ音楽の世界への基礎作りを行います。絵画は舟井先生の指導の下、様々な色の画用紙の上に自分の見た風景や物語からイメージして、姿を具体化していきます。
さらに、多種多様な廃材を活用して、制作物に取組み、作品展への集大成につなげていきます。このように廃材で制作することにより、子どもたちにも「勿体ない」という感覚が少しでも芽生えるのではと思います。英語の先生は主にイギリスやオーストラリアのネイティブですが、英語を勉強するのではなくて、世界には様々な顔、目の色、髪の毛の色、言語の人がいることを悟り、少しでも幼い時に慣れてもらえればと思います。
4月は慣らしの保育、いよいよ5月、幼稚園が目覚め、本格的な活動の開始です。子どもたちにはきっと幼稚園大好き、先生素敵と言ってもらえるよう担任の先生は勿論のこと、全教職員が心を合わせて頑張ってまいります。
さて、4月関西万博がオープンしました。世界ではいろいろな万博が開かれます。万博に関しては様々な意見がありますが、大阪で開催されるのは、私たち大阪に住んでいる人には近くて、とても魅力的です。個人的には円形のリングの上を歩いてみたいと思っていますが人が多く、長時間待たされるのは苦手なので、どうしたらいいのか迷っています。前回の万博の時は25歳、海外駐在の為に見ることができなかったので、今回は一度でいいからその雰囲気を味わってみたいと思っています。保護者の皆様も思いはいろいろあると考えますがお子様にとっての次の万博を考えれば、一度思い出作りをしてもいいのではと思ったりします。それぞれの万博、どう向き合うべきか、思いをぶつけてみましょう。
私の高校時代の国語の先生は、教科書はあるがそれを一切使わなかった。最初は夏目漱石の本ばかりで、一学期を終えた。二学期になると、アラビア太郎、山下太郎(アラビア石油の設立者)が対象であった。山下太郎の生涯、活躍、交渉力、様々な困難な問題の解決などについて学び、そこから君たちはどう考えるかという設問に発展していった。山下太郎は満州で莫大な財産を築くも、戦争ですべてを失い、69歳でアラビア石油を創業し、中東で「日の丸石油」を見事打ち立てた。受験勉強とは関係なく、人間力、人間としての生き方の国語教育であった。ある意味、生徒に考えさせる授業であった。一年生の現代国語であった。今こんな授業をすれば、校長は勿論のこと、保護者の皆さんからも大きなパッシングを受けるだろう。個人的には為になる授業であった。日本人の油田を掘った男、山下太郎の話は本当に痛快であった。
最近読んだ雑誌や新聞から。「もう」か「やっと」かと、物理的に同じはずの時の流れは置かれた状況次第で伸び縮みする。「ストーブに手を置く1分は1時間に感じる」「自分が興味深いことで過ごす1時間は1分に感じる。」アインシュタインの相対性理論の説明だそうだが、本当だろうか。私には自信がない。ゆっくり心臓が鼓動する象も早く脈打つネズミも心拍数換算ではどちらの心臓も約20億回で止まる。1日約10万回脈拍の人に当てはめると、人は約55年から60年、人は生物学的に長生きしすぎだろうか。素朴に思う。5月、皐月、May ,Mayo . 今月も楽しく、有意義に元気いっぱい過ごしましょう。
みどりの風が心地よい季節、晩春から初夏へ、一年のうちで最も華やかな季節の到来です。梅、桜、モクレン、ハナミズキ、ドウダンツツジ、様々な春を彩る花の季節も終え、今は新緑のみずみずしい、山笑うから山滴るの季節に移ってきました。4月入園、進級からはや一か月、最初の不安や恐れ、心配、孤独、寂しさの情感から、幼稚園に慣れ、他人との関りもそれなりに身をもって体験し、あきらめと前に進もうとする意欲が湧き上がってきた子どもたちです。
子どもの成長の度合いは千差万別です。これから本格的に始まる幼稚園独自のカリキュラムによって、子どもたちは一日一日と成長し、多くのものを身につけていきます。幼稚園は集団保育というものの、個性あふれる園児に配慮した指導も、担任やカウンセラーを中心にして進めてまいります。
体操は、専門の先生によって、様々な運動領域の拡大が図られると同時に走る、歩く、跳ぶなどの基本を中心にして、いろいろな体操演技の充実を図っていきます。今の子どもたちは種々多様な歌や音が耳に入り、私たちの時と比べるとリズム感や音感が本当に素晴らしいと思いますが、そんな子どもたちに音楽の塩田先生を中心にして、各担任の先生は発声から合唱の指導を行うと同時に今まで触れたり、見たこともないような楽器に直接触れて、音への興味を高め、これから学ぶ音楽の世界への基礎作りを行います。絵画は舟井先生の指導の下、様々な色の画用紙の上に自分の見た風景や物語からイメージして、姿を具体化していきます。
さらに、多種多様な廃材を活用して、制作物に取組み、作品展への集大成につなげていきます。このように廃材で制作することにより、子どもたちにも「勿体ない」という感覚が少しでも芽生えるのではと思います。英語の先生は主にイギリスやオーストラリアのネイティブですが、英語を勉強するのではなくて、世界には様々な顔、目の色、髪の毛の色、言語の人がいることを悟り、少しでも幼い時に慣れてもらえればと思います。
4月は慣らしの保育、いよいよ5月、幼稚園が目覚め、本格的な活動の開始です。子どもたちにはきっと幼稚園大好き、先生素敵と言ってもらえるよう担任の先生は勿論のこと、全教職員が心を合わせて頑張ってまいります。
さて、4月関西万博がオープンしました。世界ではいろいろな万博が開かれます。万博に関しては様々な意見がありますが、大阪で開催されるのは、私たち大阪に住んでいる人には近くて、とても魅力的です。個人的には円形のリングの上を歩いてみたいと思っていますが人が多く、長時間待たされるのは苦手なので、どうしたらいいのか迷っています。前回の万博の時は25歳、海外駐在の為に見ることができなかったので、今回は一度でいいからその雰囲気を味わってみたいと思っています。保護者の皆様も思いはいろいろあると考えますがお子様にとっての次の万博を考えれば、一度思い出作りをしてもいいのではと思ったりします。それぞれの万博、どう向き合うべきか、思いをぶつけてみましょう。
私の高校時代の国語の先生は、教科書はあるがそれを一切使わなかった。最初は夏目漱石の本ばかりで、一学期を終えた。二学期になると、アラビア太郎、山下太郎(アラビア石油の設立者)が対象であった。山下太郎の生涯、活躍、交渉力、様々な困難な問題の解決などについて学び、そこから君たちはどう考えるかという設問に発展していった。山下太郎は満州で莫大な財産を築くも、戦争ですべてを失い、69歳でアラビア石油を創業し、中東で「日の丸石油」を見事打ち立てた。受験勉強とは関係なく、人間力、人間としての生き方の国語教育であった。ある意味、生徒に考えさせる授業であった。一年生の現代国語であった。今こんな授業をすれば、校長は勿論のこと、保護者の皆さんからも大きなパッシングを受けるだろう。個人的には為になる授業であった。日本人の油田を掘った男、山下太郎の話は本当に痛快であった。
最近読んだ雑誌や新聞から。「もう」か「やっと」かと、物理的に同じはずの時の流れは置かれた状況次第で伸び縮みする。「ストーブに手を置く1分は1時間に感じる」「自分が興味深いことで過ごす1時間は1分に感じる。」アインシュタインの相対性理論の説明だそうだが、本当だろうか。私には自信がない。ゆっくり心臓が鼓動する象も早く脈打つネズミも心拍数換算ではどちらの心臓も約20億回で止まる。1日約10万回脈拍の人に当てはめると、人は約55年から60年、人は生物学的に長生きしすぎだろうか。素朴に思う。5月、皐月、May ,Mayo . 今月も楽しく、有意義に元気いっぱい過ごしましょう。
🎵5月の子育て・あそびの広場 参加申し込みのお知らせ🎵
2025.04.28
5月の子育て・遊びの広場のお申込みについて
5月15日(木)諏訪森幼稚園にて開催の子育て・遊びの広場
『エプロンシアター・大型絵本などのお話の読み聞かせ』の参加申し込みを
メールフォームにて本日より開始いたします!
(※事前申し込み必須となっております※)
日時 5月15日(木)10:00~11:00(予定)
場所 諏訪森幼稚園 2階遊戯室
参加対象 地域の0・1・2歳、未就学児のお子様と保護者様
申し込み期間 本日4月28日(月)~5月9日(金)18:30まで
詳しいお申込み方法・詳細については、こちらから。
(トップページの『各種書類』の欄からも確認いただけます)
お友だちをお誘いあわせの上、未就学児の親子の皆様、是非遊びに来てくださいね♬
認定こども園 諏訪森幼稚園
5月15日(木)諏訪森幼稚園にて開催の子育て・遊びの広場
『エプロンシアター・大型絵本などのお話の読み聞かせ』の参加申し込みを
メールフォームにて本日より開始いたします!
(※事前申し込み必須となっております※)
日時 5月15日(木)10:00~11:00(予定)
場所 諏訪森幼稚園 2階遊戯室
参加対象 地域の0・1・2歳、未就学児のお子様と保護者様
申し込み期間 本日4月28日(月)~5月9日(金)18:30まで
詳しいお申込み方法・詳細については、こちらから。
(トップページの『各種書類』の欄からも確認いただけます)
お友だちをお誘いあわせの上、未就学児の親子の皆様、是非遊びに来てくださいね♬
認定こども園 諏訪森幼稚園
令和7年度『各種書類』欄の更新について
2025.04.08
令和7年度『各種書類』欄の更新について
新年度に伴い、ホームページの『各種書類』欄を更新させていただきました。
☆園庭開放日 年間日程
☆子育て・あそびの広場 年間日程
☆子育て・発達相談のご案内
を令和7年度分として掲載いたしましので、ご入用の方はご覧ください♬
地域の皆様のご参加、お待ちしております🌟
(※『子育て・あそびの広場』、『子育て・発達相談』につきましては、事前申し込み制となります。 園庭開放につきましては、該当の時間にご自由にご参加ください(雨天中止です))
新年度に伴い、ホームページの『各種書類』欄を更新させていただきました。
☆園庭開放日 年間日程
☆子育て・あそびの広場 年間日程
☆子育て・発達相談のご案内
を令和7年度分として掲載いたしましので、ご入用の方はご覧ください♬
地域の皆様のご参加、お待ちしております🌟
(※『子育て・あそびの広場』、『子育て・発達相談』につきましては、事前申し込み制となります。 園庭開放につきましては、該当の時間にご自由にご参加ください(雨天中止です))
ご入園・ご進級おめでとうございます。
2025.04.08
ご入園・ご進級おめでとうございます。
お子様のご入園、ご進級、心よりお祝い申し上げます。
さて、いつまでも寒さが続くと思っていた3月も、4月に近づくにつれて、一挙に夏日に変身です。桜の蕾も今か今かと花びらを爆発させる瞬間を待ち構えています。土の中でじっと忍耐強く待っていた草花も、惰眠を貪っていた動物たちも、活動再開です。私たち人間も、震えていた冬から暖かな春に接して、心や体が浮き浮きと鼓動し始めました。生きとし生けるもの全て歓喜の瞬間です。生きていて良かった、友達に会えて良かった。旅に出ることができて良かった。公園でボール蹴りしたり、かくれんぼしたりして一日中遊び疲れて良かった。私たちには見えない何か大きな存在が冬の厳しさ、夏の酷暑そして春や秋の穏やかな瞬間を、時には厳格に時には柔和の目で、私たちはその生きざまを試されているようです。
この時期よく言われる諺に「養花1年、看花3日」があります。一年かけて一生懸命育てた花も見るのはたった3日、しかしこの3日の為に人は1年かけて一生懸命花の世話をする。換言すれば努力を惜しまない。そしてそれを誰も無駄とは言わない。この3日間の花でも、無情な強風によって1日しか花を見られないこともある。然しこの脆くて、儚く、すぐに散ってしまうからそれ故、より一層私たち日本人の心に訴えるものがある。そんな無常観やはかなさ、頼りなさを愛でる事によって日本人の細やかな心情が生まれ、それが現在にまで受け継がれてきた。若い人の中には今は昔と違うという人がいるが、根本的にその深淵には同じ血が脈々と流れている。私たちは仲間、そしてお互いが掛け替えのない宝物なのです。
入園されてきた皆さん、入園おめでとうございます。皆さんがやって来て、私たちの仲間になるのを今か今かと待ち望んでいました。これからは在園時の皆さんとたのしく、元気に一緒に過ごしましょう。わからないこと、不安なことがあれば何でも聞いてください。寂しくて、泣きたいと思ったとき、先生は優しく皆さんを抱きかかえてくれます。一緒に遊びましょう。一緒に遠足に行きましょう。一緒に音楽や絵本を学びましょう。一緒に運動会に参加しましょう。劇の練習もしましょう。お友達をたくさん作りましょう。何もできない、何もわからないと言って悲しまないでください。誰もが始めはそうなんです。先生はいつもどんな時でも皆さんのことを目を細めて、優しく大事に見守っています。進級した皆さん、幼稚園では先輩です。いろいろなことを知っています。新しく入ってきたお友達にもいろいろ教えてあげましょう。
保護者の皆様、大事なお子様の幼児期の保育・教育を私たちに任せていただき、本当にありがとうございます。「三つ子の魂百まで」、幼児期は人生の根幹を形づくる大事な大事な時期です。その事を十分認識したうえで、将来子どもたちが立派に成長して大人になっていくことができますよう、教職員一同力を合わせて取り組んでまいります。
幼稚園では子どもたちは様々な経験を積み、いろいろな環境の中で体験を重ねます。又様々な教育活動を行うと同時に、人としての豊かな情操教育にも取り組んでまいります。又認知能力だけでなく、非認知能力の涵養にも努めてまいります。小学校との架け橋教育も今話題になっています。卒園式の時にはこの幼稚園に入園させて本当に良かったと言ってもらえるよう、教職員一同、身を引き締め、心を新たにして邁進してまいります。4月、卯月、入園進級の月、大きな夢と希望を乗せて、いざ、未知の国への出発です。
初代園長 宮下紀久子が好んだ島崎藤村の千曲川旅情の詩より
昨日またかくてありけり、今日もまたかくてありなむ、この命なにを齷齪、明日をのみわづらふ いくたびか栄枯の夢の 消え残る谷に下りて 河波のいざよふ見れば 砂まじり 水巻きかへる 嗚呼古城なにをか語り 岸の波なにをか答ふ 過し世を静かに思へ
百年もきのふのごとし 千曲川柳霞みて 春浅く水流れたり ただひとり岩をめぐりて
この岸に愁いを繋ぐ
お子様のご入園、ご進級、心よりお祝い申し上げます。
さて、いつまでも寒さが続くと思っていた3月も、4月に近づくにつれて、一挙に夏日に変身です。桜の蕾も今か今かと花びらを爆発させる瞬間を待ち構えています。土の中でじっと忍耐強く待っていた草花も、惰眠を貪っていた動物たちも、活動再開です。私たち人間も、震えていた冬から暖かな春に接して、心や体が浮き浮きと鼓動し始めました。生きとし生けるもの全て歓喜の瞬間です。生きていて良かった、友達に会えて良かった。旅に出ることができて良かった。公園でボール蹴りしたり、かくれんぼしたりして一日中遊び疲れて良かった。私たちには見えない何か大きな存在が冬の厳しさ、夏の酷暑そして春や秋の穏やかな瞬間を、時には厳格に時には柔和の目で、私たちはその生きざまを試されているようです。
この時期よく言われる諺に「養花1年、看花3日」があります。一年かけて一生懸命育てた花も見るのはたった3日、しかしこの3日の為に人は1年かけて一生懸命花の世話をする。換言すれば努力を惜しまない。そしてそれを誰も無駄とは言わない。この3日間の花でも、無情な強風によって1日しか花を見られないこともある。然しこの脆くて、儚く、すぐに散ってしまうからそれ故、より一層私たち日本人の心に訴えるものがある。そんな無常観やはかなさ、頼りなさを愛でる事によって日本人の細やかな心情が生まれ、それが現在にまで受け継がれてきた。若い人の中には今は昔と違うという人がいるが、根本的にその深淵には同じ血が脈々と流れている。私たちは仲間、そしてお互いが掛け替えのない宝物なのです。
入園されてきた皆さん、入園おめでとうございます。皆さんがやって来て、私たちの仲間になるのを今か今かと待ち望んでいました。これからは在園時の皆さんとたのしく、元気に一緒に過ごしましょう。わからないこと、不安なことがあれば何でも聞いてください。寂しくて、泣きたいと思ったとき、先生は優しく皆さんを抱きかかえてくれます。一緒に遊びましょう。一緒に遠足に行きましょう。一緒に音楽や絵本を学びましょう。一緒に運動会に参加しましょう。劇の練習もしましょう。お友達をたくさん作りましょう。何もできない、何もわからないと言って悲しまないでください。誰もが始めはそうなんです。先生はいつもどんな時でも皆さんのことを目を細めて、優しく大事に見守っています。進級した皆さん、幼稚園では先輩です。いろいろなことを知っています。新しく入ってきたお友達にもいろいろ教えてあげましょう。
保護者の皆様、大事なお子様の幼児期の保育・教育を私たちに任せていただき、本当にありがとうございます。「三つ子の魂百まで」、幼児期は人生の根幹を形づくる大事な大事な時期です。その事を十分認識したうえで、将来子どもたちが立派に成長して大人になっていくことができますよう、教職員一同力を合わせて取り組んでまいります。
幼稚園では子どもたちは様々な経験を積み、いろいろな環境の中で体験を重ねます。又様々な教育活動を行うと同時に、人としての豊かな情操教育にも取り組んでまいります。又認知能力だけでなく、非認知能力の涵養にも努めてまいります。小学校との架け橋教育も今話題になっています。卒園式の時にはこの幼稚園に入園させて本当に良かったと言ってもらえるよう、教職員一同、身を引き締め、心を新たにして邁進してまいります。4月、卯月、入園進級の月、大きな夢と希望を乗せて、いざ、未知の国への出発です。
初代園長 宮下紀久子が好んだ島崎藤村の千曲川旅情の詩より
昨日またかくてありけり、今日もまたかくてありなむ、この命なにを齷齪、明日をのみわづらふ いくたびか栄枯の夢の 消え残る谷に下りて 河波のいざよふ見れば 砂まじり 水巻きかへる 嗚呼古城なにをか語り 岸の波なにをか答ふ 過し世を静かに思へ
百年もきのふのごとし 千曲川柳霞みて 春浅く水流れたり ただひとり岩をめぐりて
この岸に愁いを繋ぐ