知る喜び、知らない喜び、知らないでいる喜びと不幸
2019.09.01
私たちは膨大な情報の中で生きている。昔の人に比べるとその情報量は半端でない。 過去を知り、現在を生き、未来を思う私たち、そして所狭しと世界の端まで飛び交う数え切れないほどの航空機、宇宙から私たちを見つめ、監視している人工衛星群、そこからもたらされる信じられないくらいの情報、アフリカの片隅、南米アマゾン、果ては北極熊の生態まで、国内では昔は無視されていたような、そして知りたくもないような些末なニュースも大きく広がりを見せ、SNSを通じてさらに拡散し、NET難民の餌食にされ、攻撃の対象になってしまう。個人が裸にされ、個人情報保護法は意味を失いつつある。一人一人は善良な一市民であっても、素性が隠されると、牙をむくオオカミになるが、何かの拍子に実態が明かされると、小心者に還っていく。情報過多のこんな社会は果たして幸せだろうか。誰と誰が結婚しようが、離婚しようが、知らない遠い地域で強い風で倒れて軽い傷を負ったとかは私たちの日常生活に関係ないし、出歯亀趣味が私たちに幸福をもたらしてくれない。国内外で日本人が活躍したニュース等はリアルタイムに私たちに届いている。それは現在に住んでいる特典だと思うが、知りたくないニュースをさも仰々しく聞かされると、遠くても10km位のコミュニティーで生活していた昔の人がhappyだと思う。さて、私も70代真ん中、いつもこれが最後の旅と思いながら、航空券とホテルだけを予約して、今年も夏休みを利用して海外に出た。今まで行ったことのない都市が目的地。西ベルリンは東ドイツに高さ3mくらいの強固な壁で取り囲まれていた。その壁の象徴的なブランデンブルグ門は1989年12月の東独政府の崩壊とともに開かれた。しかし未だ西独と東独市民の間には意識の差があると報じられている。ソ連とアメリカの捕虜交換場所になったクロスポイント・チャーリーを見たかった。しかし今は観光地の一部に過ぎず、普通の街並みであり、映画で見たような感動はなかった。一番感動したのは世界最古のベルリンの動物園、広い敷地、よく整備された樹木の中にあるこの動物園はパンダを始め、様々な動物が住んでいて、ケージの中ではなく、あるがままの自然の中で生活していた。毎日が飛行機の駆け足旅行、エアポートからホテルまでの移動はタクシーに頼ったが、ストックホルムではタクシー乗り場に着くと、タクシードライバー達が手をあげた。どれも正規のタクシーだが、料金が違った。ガイドブックを見て、黄色のタクシーに乗った。降車の時に現金を渡したが釣りがないと言う。これも作戦だろうか。日本を出るとき、成田で5万円をユーロに替えた。しかし使ったのはドイツだけ。スエーデンに行くときに2万円をクローネに替えたが、無意味だった。デンマーク、ノルウエーも含めて、電車の切符、タクシー、レストランやデパートの支払い等は全てカードでOK、それぞれの通貨に替える必要は毛頭なかった。ストックホルムは顕著であったが、公共のトイレ(例えば飛行場)には男性が立って用を足す便器がない。場所によっては男女同じで、女性が出てきた後に男性が入っていった。飛行機で慣れているとは言え、男女平等のトイレは日本で普及するのだろうか。飛行機も男女別々のトイレを考えているのに。コペンハーゲンの人魚の像は予想外に小さかった。陸地近くの岩の上でこちらを向いた像は大方の期待を裏切るものかもしれないが、そこに来たという証になる。実業家が寄贈したこの像はあまり観光資源のないこの町にとっては、名前で有名なチボリ公園と同じくらい貴重な存在なのだろう。食器などが好きな人にとってはロイヤルコペンハーゲンの本拠地、工場や事務棟は高い煙突のある大きな建物であるが、今はほとんど人気がない。端の方でOUTLETの食器などを売っているだけ。実際はほとんど東南アジアで作られている。この北欧三カ国でオスロは一番印象に残った。この町は飛行場から約50km、タクシー代が高かったのでびっくりした。しかしここは静かな落ち着いた王国であり、少し前に銃撃事件があったとは信じられない。女性はほとんどブロンドかプラチナブロンドで、黒髪の人はほとんどいないし貴重な存在。思い出に、縦横無尽に走る地下鉄に乗って、ムンク美術館に行った。朝早いせいかあまり混んでいなかった。よく目にする「叫び」と「マドンナ」を間近で見ることが出来た。やはり良いものは良い。実感であった。昼は港まで歩いて、少しリッチそうなレストランに入った。新鮮な魚介類やロブスターが豊富だった。来るときのタクシー代に懲りて、帰りは列車で飛行場に向かった。地下の駅から乗って空港へ、乗り心地の良い高速列車で20分たらずで到着した。費用もタクシーの六分の一位であった。この三カ国はそれぞれ飛行機で1時間くらい、通貨はそれぞれ異なるが、全てクローネであった。そして気温もよく似ていて、日本が35℃を越えているときに、20℃余りであった。いつまでも好奇心と知識欲をを持ち続けたいと思う。
園児募集のお願い
来年度の園児募集は9月1日より願書配布、10月1日より受付となっています。「三つ子の魂百まで」のまさに正鵠を得たことわざのように、3歳児からの保育の重要性を十分認識し、真摯に幼児教育に取り組んで参ります。そして幼稚園に通園させてよかったと笑顔で言ってもらえるように教職員一同力を合わせて頑張ります。どうぞご近所、お知り合いの方にもお勧めいただきますようお願いいたします。9月、長月、食欲とスポーツの秋、明るい未来を目指して、今月も出発です。
2019.09.01
私たちは膨大な情報の中で生きている。昔の人に比べるとその情報量は半端でない。 過去を知り、現在を生き、未来を思う私たち、そして所狭しと世界の端まで飛び交う数え切れないほどの航空機、宇宙から私たちを見つめ、監視している人工衛星群、そこからもたらされる信じられないくらいの情報、アフリカの片隅、南米アマゾン、果ては北極熊の生態まで、国内では昔は無視されていたような、そして知りたくもないような些末なニュースも大きく広がりを見せ、SNSを通じてさらに拡散し、NET難民の餌食にされ、攻撃の対象になってしまう。個人が裸にされ、個人情報保護法は意味を失いつつある。一人一人は善良な一市民であっても、素性が隠されると、牙をむくオオカミになるが、何かの拍子に実態が明かされると、小心者に還っていく。情報過多のこんな社会は果たして幸せだろうか。誰と誰が結婚しようが、離婚しようが、知らない遠い地域で強い風で倒れて軽い傷を負ったとかは私たちの日常生活に関係ないし、出歯亀趣味が私たちに幸福をもたらしてくれない。国内外で日本人が活躍したニュース等はリアルタイムに私たちに届いている。それは現在に住んでいる特典だと思うが、知りたくないニュースをさも仰々しく聞かされると、遠くても10km位のコミュニティーで生活していた昔の人がhappyだと思う。さて、私も70代真ん中、いつもこれが最後の旅と思いながら、航空券とホテルだけを予約して、今年も夏休みを利用して海外に出た。今まで行ったことのない都市が目的地。西ベルリンは東ドイツに高さ3mくらいの強固な壁で取り囲まれていた。その壁の象徴的なブランデンブルグ門は1989年12月の東独政府の崩壊とともに開かれた。しかし未だ西独と東独市民の間には意識の差があると報じられている。ソ連とアメリカの捕虜交換場所になったクロスポイント・チャーリーを見たかった。しかし今は観光地の一部に過ぎず、普通の街並みであり、映画で見たような感動はなかった。一番感動したのは世界最古のベルリンの動物園、広い敷地、よく整備された樹木の中にあるこの動物園はパンダを始め、様々な動物が住んでいて、ケージの中ではなく、あるがままの自然の中で生活していた。毎日が飛行機の駆け足旅行、エアポートからホテルまでの移動はタクシーに頼ったが、ストックホルムではタクシー乗り場に着くと、タクシードライバー達が手をあげた。どれも正規のタクシーだが、料金が違った。ガイドブックを見て、黄色のタクシーに乗った。降車の時に現金を渡したが釣りがないと言う。これも作戦だろうか。日本を出るとき、成田で5万円をユーロに替えた。しかし使ったのはドイツだけ。スエーデンに行くときに2万円をクローネに替えたが、無意味だった。デンマーク、ノルウエーも含めて、電車の切符、タクシー、レストランやデパートの支払い等は全てカードでOK、それぞれの通貨に替える必要は毛頭なかった。ストックホルムは顕著であったが、公共のトイレ(例えば飛行場)には男性が立って用を足す便器がない。場所によっては男女同じで、女性が出てきた後に男性が入っていった。飛行機で慣れているとは言え、男女平等のトイレは日本で普及するのだろうか。飛行機も男女別々のトイレを考えているのに。コペンハーゲンの人魚の像は予想外に小さかった。陸地近くの岩の上でこちらを向いた像は大方の期待を裏切るものかもしれないが、そこに来たという証になる。実業家が寄贈したこの像はあまり観光資源のないこの町にとっては、名前で有名なチボリ公園と同じくらい貴重な存在なのだろう。食器などが好きな人にとってはロイヤルコペンハーゲンの本拠地、工場や事務棟は高い煙突のある大きな建物であるが、今はほとんど人気がない。端の方でOUTLETの食器などを売っているだけ。実際はほとんど東南アジアで作られている。この北欧三カ国でオスロは一番印象に残った。この町は飛行場から約50km、タクシー代が高かったのでびっくりした。しかしここは静かな落ち着いた王国であり、少し前に銃撃事件があったとは信じられない。女性はほとんどブロンドかプラチナブロンドで、黒髪の人はほとんどいないし貴重な存在。思い出に、縦横無尽に走る地下鉄に乗って、ムンク美術館に行った。朝早いせいかあまり混んでいなかった。よく目にする「叫び」と「マドンナ」を間近で見ることが出来た。やはり良いものは良い。実感であった。昼は港まで歩いて、少しリッチそうなレストランに入った。新鮮な魚介類やロブスターが豊富だった。来るときのタクシー代に懲りて、帰りは列車で飛行場に向かった。地下の駅から乗って空港へ、乗り心地の良い高速列車で20分たらずで到着した。費用もタクシーの六分の一位であった。この三カ国はそれぞれ飛行機で1時間くらい、通貨はそれぞれ異なるが、全てクローネであった。そして気温もよく似ていて、日本が35℃を越えているときに、20℃余りであった。いつまでも好奇心と知識欲をを持ち続けたいと思う。
園児募集のお願い
来年度の園児募集は9月1日より願書配布、10月1日より受付となっています。「三つ子の魂百まで」のまさに正鵠を得たことわざのように、3歳児からの保育の重要性を十分認識し、真摯に幼児教育に取り組んで参ります。そして幼稚園に通園させてよかったと笑顔で言ってもらえるように教職員一同力を合わせて頑張ります。どうぞご近所、お知り合いの方にもお勧めいただきますようお願いいたします。9月、長月、食欲とスポーツの秋、明るい未来を目指して、今月も出発です。
子どもを持つ喜び、子どもを育てる楽しみ
2019.08.01
先日大阪で就活フェアーがあった。私達を含めて、40法人あまりが参加し、集まった学生は120人くらいであった。因みに私たちの鴨谷学園や諏訪森学園は園長先生や卒業生が直接沢山の保育者養成校を訪問し、又求人票も日本のほとんどの大学に送付し、求人活動もしているのですが、目の前にあるのは卒業予定者一人につき、求人が四人から五人という大きな壁、これを乗り越えていくための一つの手段としての就活フェアーへの参加、そこでは参加者の代表者が一分間スピーチで自園をアピール。最近株式会社の保育業界への参入が激しく、大きな会社では100園以上を運営している。主に運動場もない、遊ぶ場所もない、お部屋での保育活動。一番目にたったのが多数の保育所を日本全国に展開している株式会社の代表者二人。開口一番私達の保育所では東京の初任給が26万円、千葉は27万円、そして大阪はーーーと言葉を濁した。たぶん他の参加者からの批判を意識したのだろう。次に言ったのが有給100%取得、残業0の言葉、単純な疑問に思ったのが、部屋借りであれば設備投資はほとんど0ではないか。初任給は高いが、ボーナスはどうなのか。2~3年でやめることを想定しての給料か、果たして昇給は順調にあるのか。大都会での社会保障や労働環境、高い下宿代、生活費はどうなっているのか。この初任給作戦で地方の養成校の卒業生は押しなべて大都会を目指し、地方では深刻な保育士不足に陥っている。それ以外でも大阪市は家賃100%補助、子どもがいれば、優先的に保育所で預かってもらえる。堺市でも新人の保育士さんに20万円のボーナス。神戸ではその上に USJのパスポート無料配布とか。一番目の人に続き、残り39園の人も一分間スピーチを行いましたが、どの園もさすが初任給を訴える園がなかったのですが、残業がない、連続した休暇や有給休暇の取得、そして人間関係の良さをアピール。養成校に行って、担当者から言われた内容とほぼ同じ。私達の幼稚園は子ども第一です。子ども大好きな先生の集まりです。子どもと共に先生自身も成長していくのが楽しみです。子供の保育、教育活動に従事する幸せ等を訴える園は見事に一園もなし、これでは参加した学生もどの園を選ぶか迷ってしまう。結局は初任給の高さにつられていくのか。昔のことは言うまい。猛烈社員のことは封印したい。しかし資源のない国、日本は生き残るために棄民政策として、戦前は移民を奨励した。日本よりは少しマシだろうと人減らし政策で海外、主に中南米に送られた。劣悪な環境の下で歯を食いしばり、子どもたちに教育をつけ、偏見や差別の強い国で徐々にその地位を高めていった。資源のない日本の資源は優秀な「人」、そんな人が国のため、自分のため、家族の為に一生懸命働き、努力して世界の中の日本を築き上げてきた。なるほど、人は奴隷でないし、自主独立した個体であり、存在する十分な権利を有することは自明のこと、しかし権利ばかりを主張して、義務を怠ると日本の将来はどうなるのだろう。50年位前にアメリカの訴訟社会を見て、日本ではありえないと笑って話し合ったことが今の日本にも着実に押し寄せている。
さて、来年4月からは鳳幼稚園に隣接して、小規模保育園「オオトリ メノール」の開設、19人を預かって、お母さんの働きやすい環境に努めていきます。ご期待ください。
いよいよ夏休み、子どもが家にいることを鬱陶しいと感じている人がいるかもしれませんが、この機会にしかできない経験や体験はどうでしょうか。きっと子供を持つ喜び、幸せを再認識するかもわかりません。この頃、こどもへの虐待が大きな社会問題になっています。今まで秘密のうちに葬られていたことが白日の下にさらけだされ、大きなペナルティーが課されています。子どもの前での夫婦喧嘩さえも虐待だと認識されます。子どもは独立した人格の持ち主であることを再認識されて、子どもと一緒に楽しく過ごす機会になればと思います。そして8月26日の二学期始業式には今以上に元気な姿で子どもたちは幼稚園に帰ってくることを待ち望んでいます。今年の夏休みは、消費税10%を控えて、節約志向で過ごすことを一つの目標に掲げたらどうでしょうか。例えば、旅に出たとしても、節約交通機関、節約ルート、節約宿泊、等々、その代わり体を余計に動かして、汗をたくさんかくかもわかりませんがそれも節約、節約の汗、「もったいない」を復活させても悪くないのではと信じています。
2019.08.01
先日大阪で就活フェアーがあった。私達を含めて、40法人あまりが参加し、集まった学生は120人くらいであった。因みに私たちの鴨谷学園や諏訪森学園は園長先生や卒業生が直接沢山の保育者養成校を訪問し、又求人票も日本のほとんどの大学に送付し、求人活動もしているのですが、目の前にあるのは卒業予定者一人につき、求人が四人から五人という大きな壁、これを乗り越えていくための一つの手段としての就活フェアーへの参加、そこでは参加者の代表者が一分間スピーチで自園をアピール。最近株式会社の保育業界への参入が激しく、大きな会社では100園以上を運営している。主に運動場もない、遊ぶ場所もない、お部屋での保育活動。一番目にたったのが多数の保育所を日本全国に展開している株式会社の代表者二人。開口一番私達の保育所では東京の初任給が26万円、千葉は27万円、そして大阪はーーーと言葉を濁した。たぶん他の参加者からの批判を意識したのだろう。次に言ったのが有給100%取得、残業0の言葉、単純な疑問に思ったのが、部屋借りであれば設備投資はほとんど0ではないか。初任給は高いが、ボーナスはどうなのか。2~3年でやめることを想定しての給料か、果たして昇給は順調にあるのか。大都会での社会保障や労働環境、高い下宿代、生活費はどうなっているのか。この初任給作戦で地方の養成校の卒業生は押しなべて大都会を目指し、地方では深刻な保育士不足に陥っている。それ以外でも大阪市は家賃100%補助、子どもがいれば、優先的に保育所で預かってもらえる。堺市でも新人の保育士さんに20万円のボーナス。神戸ではその上に USJのパスポート無料配布とか。一番目の人に続き、残り39園の人も一分間スピーチを行いましたが、どの園もさすが初任給を訴える園がなかったのですが、残業がない、連続した休暇や有給休暇の取得、そして人間関係の良さをアピール。養成校に行って、担当者から言われた内容とほぼ同じ。私達の幼稚園は子ども第一です。子ども大好きな先生の集まりです。子どもと共に先生自身も成長していくのが楽しみです。子供の保育、教育活動に従事する幸せ等を訴える園は見事に一園もなし、これでは参加した学生もどの園を選ぶか迷ってしまう。結局は初任給の高さにつられていくのか。昔のことは言うまい。猛烈社員のことは封印したい。しかし資源のない国、日本は生き残るために棄民政策として、戦前は移民を奨励した。日本よりは少しマシだろうと人減らし政策で海外、主に中南米に送られた。劣悪な環境の下で歯を食いしばり、子どもたちに教育をつけ、偏見や差別の強い国で徐々にその地位を高めていった。資源のない日本の資源は優秀な「人」、そんな人が国のため、自分のため、家族の為に一生懸命働き、努力して世界の中の日本を築き上げてきた。なるほど、人は奴隷でないし、自主独立した個体であり、存在する十分な権利を有することは自明のこと、しかし権利ばかりを主張して、義務を怠ると日本の将来はどうなるのだろう。50年位前にアメリカの訴訟社会を見て、日本ではありえないと笑って話し合ったことが今の日本にも着実に押し寄せている。
さて、来年4月からは鳳幼稚園に隣接して、小規模保育園「オオトリ メノール」の開設、19人を預かって、お母さんの働きやすい環境に努めていきます。ご期待ください。
いよいよ夏休み、子どもが家にいることを鬱陶しいと感じている人がいるかもしれませんが、この機会にしかできない経験や体験はどうでしょうか。きっと子供を持つ喜び、幸せを再認識するかもわかりません。この頃、こどもへの虐待が大きな社会問題になっています。今まで秘密のうちに葬られていたことが白日の下にさらけだされ、大きなペナルティーが課されています。子どもの前での夫婦喧嘩さえも虐待だと認識されます。子どもは独立した人格の持ち主であることを再認識されて、子どもと一緒に楽しく過ごす機会になればと思います。そして8月26日の二学期始業式には今以上に元気な姿で子どもたちは幼稚園に帰ってくることを待ち望んでいます。今年の夏休みは、消費税10%を控えて、節約志向で過ごすことを一つの目標に掲げたらどうでしょうか。例えば、旅に出たとしても、節約交通機関、節約ルート、節約宿泊、等々、その代わり体を余計に動かして、汗をたくさんかくかもわかりませんがそれも節約、節約の汗、「もったいない」を復活させても悪くないのではと信じています。
幼児教育の無償化について
2019.07.01
6月18日午前7時過ぎ、生まれ育った南区の自宅を出発、泉北高速鉄道「光明池」に向かった。40年から50年にかけて、泉北ニュータウンの発展と共にこの鉄道は整備されてきたが、それまでは最寄りの駅は国鉄阪和線の鳳駅(家から約7㎞)だった。高校も大学もこの駅にお世話になった。しかし、車の発達と共にほとんど電車に乗らなくなった。何年、天王寺に行ってないのであろう。何年、泉北高速鉄道に乗っていないのだろう。鉄道利用はこの程度だった。せっかくの便利な交通機関を上手く利用していない。新大阪駅までは中百舌鳥で乗り換えて行く予定であったが、それよりも絶対この方法の方がいいと教えられたのが、新今宮8時22分発乗り換えで、大阪駅8時40分着。ここで乗り換えて1駅、新大阪駅8時51分着であった。しかし、実際乗ってみると、果たしてこの方法がいいのか、ある意味、納得できなかった。新幹線の切符を買って、乗り込んだ東京行きのぞみ118号9時20分発、横に誰もいないので、ゆっくりしようと思っていたのに、名古屋から老夫婦が隣の席、それにしても久しぶりの新幹線は速い。昭和38年(1963年)に東京の大学を受験したときに「早い、早い」と言って乗った特急が6時間余り、私たちの知らないところで、名もない多数の技術者たちが切磋琢磨して安全安心の技術を磨いてきたのであろう。無事、東京駅に11時23分に到着した。そこから、電車を乗り換えて市ヶ谷に12時27分に着いた。市ヶ谷と言えば、防衛省のあるところ、ここにTKP市ヶ谷カンファレンスセンターという貸し会議室があり、今日の舞台だ。大阪に比べて東京はやはり人が多い。人口増になっているのが東京だけ、日本の若者をどんどん吸い上げていく魔の都市と言っても不思議ではない。この会場には、日本全国から600名以上が詰めかけていた。希望者だけだが、大阪から何人参加したのかわからない。希望者が多かったので、東京の人は別日に回ってもらったそうだ。13時から17時まで途中15分の休憩を挟んでみっちりの4時間であった。無償化の道筋を作った文科省の役人に説明を聞きたかった。まず始めに私も何回も園便りで書いたアメリカのヘックマン博士の幼児教育に投資するのがどれほど効果的であるかの具体例があった。そしてまた、日本が生き残るための理想の子どもの数は2.32人だが、実際に生まれたこども数は1.94人であり、これは子育てや教育にお金がかかりすぎる56.3%、高年齢で産むのは嫌だ39.8%、欲しいけれどもできない23.5%であった。昨年6月に経済財政運営の基本方針が示され、高齢化対策よりも幼児教育に軸足が移された。「人づくり革命」では第一に幼児教育無償化を一気に加速する、すなわち3歳から5歳までのすべての子ども達の幼稚園、保育所、認定こども園の費用の無償化が謳われた。0から2歳児については、住民税非課税所帯を対象として無償化がすすめられることになった。《対象者、対象範囲等》①3~5歳・・・幼稚園、保育所、認定こども園などの保育料無償化。新制度の対象とならない幼稚園(美木多・鳳幼稚園)については、月額上限2.57万円まで無償化。②開始年齢・・・小学校就学前の3年間を無償化。③・・・保護者から実費で徴収している費用(通園バス・給食費・行事費等)は無償化の対象外。給食費については保護者が負担する考え方を維持し、幼稚園による実費徴収を基本とする。
幼稚園の預り保育・保育の必要性の認定。新2号認定(例えば両親が働いている場合)
まとめ(幼稚園・認定こども園関係)
①満3歳児(認定こども園2号は3歳児~)は卒園までは保育料無償化。美木多幼稚園、鳳幼稚園は2.57万円/月まで。食材料費・通園送迎費・上乗せ徴収などは保護者負担。
②保育の必要性のある子どもについて預かり保育の無償化。(利用日数に応じて1,13万円/月まで)
③諏訪森幼稚園の保育料は利用者負担分に相当する施設型給付の増額+不徴収により対応。美木多幼稚園・鳳幼稚園の保育料・預かり保育の無償化については子ども子育て支援制度に無償化のための新たな給付を創設。
④新たな給付は
1、対象施設は対象施設の確認を受けた施設
2、支給認定を受けた子どもが利用した場合
3、保護者の申請を受けて市町村が給付する
(追記)預かり保育は1日450円支給。そのために50円/日の負担となる。
幼稚園の事務量が大きなものになり、まだまだ紆余曲折があると思います。市町村の対応などが未知なところもあるので、詳しい保育料なども含めて、決まり次第、説明会を開きたいと思います。
2019.07.01
6月18日午前7時過ぎ、生まれ育った南区の自宅を出発、泉北高速鉄道「光明池」に向かった。40年から50年にかけて、泉北ニュータウンの発展と共にこの鉄道は整備されてきたが、それまでは最寄りの駅は国鉄阪和線の鳳駅(家から約7㎞)だった。高校も大学もこの駅にお世話になった。しかし、車の発達と共にほとんど電車に乗らなくなった。何年、天王寺に行ってないのであろう。何年、泉北高速鉄道に乗っていないのだろう。鉄道利用はこの程度だった。せっかくの便利な交通機関を上手く利用していない。新大阪駅までは中百舌鳥で乗り換えて行く予定であったが、それよりも絶対この方法の方がいいと教えられたのが、新今宮8時22分発乗り換えで、大阪駅8時40分着。ここで乗り換えて1駅、新大阪駅8時51分着であった。しかし、実際乗ってみると、果たしてこの方法がいいのか、ある意味、納得できなかった。新幹線の切符を買って、乗り込んだ東京行きのぞみ118号9時20分発、横に誰もいないので、ゆっくりしようと思っていたのに、名古屋から老夫婦が隣の席、それにしても久しぶりの新幹線は速い。昭和38年(1963年)に東京の大学を受験したときに「早い、早い」と言って乗った特急が6時間余り、私たちの知らないところで、名もない多数の技術者たちが切磋琢磨して安全安心の技術を磨いてきたのであろう。無事、東京駅に11時23分に到着した。そこから、電車を乗り換えて市ヶ谷に12時27分に着いた。市ヶ谷と言えば、防衛省のあるところ、ここにTKP市ヶ谷カンファレンスセンターという貸し会議室があり、今日の舞台だ。大阪に比べて東京はやはり人が多い。人口増になっているのが東京だけ、日本の若者をどんどん吸い上げていく魔の都市と言っても不思議ではない。この会場には、日本全国から600名以上が詰めかけていた。希望者だけだが、大阪から何人参加したのかわからない。希望者が多かったので、東京の人は別日に回ってもらったそうだ。13時から17時まで途中15分の休憩を挟んでみっちりの4時間であった。無償化の道筋を作った文科省の役人に説明を聞きたかった。まず始めに私も何回も園便りで書いたアメリカのヘックマン博士の幼児教育に投資するのがどれほど効果的であるかの具体例があった。そしてまた、日本が生き残るための理想の子どもの数は2.32人だが、実際に生まれたこども数は1.94人であり、これは子育てや教育にお金がかかりすぎる56.3%、高年齢で産むのは嫌だ39.8%、欲しいけれどもできない23.5%であった。昨年6月に経済財政運営の基本方針が示され、高齢化対策よりも幼児教育に軸足が移された。「人づくり革命」では第一に幼児教育無償化を一気に加速する、すなわち3歳から5歳までのすべての子ども達の幼稚園、保育所、認定こども園の費用の無償化が謳われた。0から2歳児については、住民税非課税所帯を対象として無償化がすすめられることになった。《対象者、対象範囲等》①3~5歳・・・幼稚園、保育所、認定こども園などの保育料無償化。新制度の対象とならない幼稚園(美木多・鳳幼稚園)については、月額上限2.57万円まで無償化。②開始年齢・・・小学校就学前の3年間を無償化。③・・・保護者から実費で徴収している費用(通園バス・給食費・行事費等)は無償化の対象外。給食費については保護者が負担する考え方を維持し、幼稚園による実費徴収を基本とする。
幼稚園の預り保育・保育の必要性の認定。新2号認定(例えば両親が働いている場合)
まとめ(幼稚園・認定こども園関係)
①満3歳児(認定こども園2号は3歳児~)は卒園までは保育料無償化。美木多幼稚園、鳳幼稚園は2.57万円/月まで。食材料費・通園送迎費・上乗せ徴収などは保護者負担。
②保育の必要性のある子どもについて預かり保育の無償化。(利用日数に応じて1,13万円/月まで)
③諏訪森幼稚園の保育料は利用者負担分に相当する施設型給付の増額+不徴収により対応。美木多幼稚園・鳳幼稚園の保育料・預かり保育の無償化については子ども子育て支援制度に無償化のための新たな給付を創設。
④新たな給付は
1、対象施設は対象施設の確認を受けた施設
2、支給認定を受けた子どもが利用した場合
3、保護者の申請を受けて市町村が給付する
(追記)預かり保育は1日450円支給。そのために50円/日の負担となる。
幼稚園の事務量が大きなものになり、まだまだ紆余曲折があると思います。市町村の対応などが未知なところもあるので、詳しい保育料なども含めて、決まり次第、説明会を開きたいと思います。