サルスベリ(百日紅)
2018.09.01
2018年、8月26日、午後3時30分、美木多幼稚園、その門の前でしきりに一人の高齢者が幼稚園や、その周辺を見回している。何事だろう、声をかけようかなと思ったそのとき、カメラを取り出し、狙いを定めて、シャッターを切った。レンズの先に何があるのかと視線を移していくと、正門横に植えている樹齢100年以上の古木のサルスベリ、最後の力を絞るかのように紅色の花を満開に咲かせている。毎日通るがゆえにその変化に気づかなかった。その花の美しさをそのときまで忘れていた。目線が上まで行ってなかったのだろう。せっかくの精一杯のお化粧をしているのを見てやれなかったことで、申し訳ない思いでいっぱいだ。花の絶えることのない幼稚園、今までそのように考え、それなりに実行してきた。春夏秋冬、それぞれの季節にふさわしい花々がある。しかし炎熱の夏に咲く花が少ない。サルスベリはその中にあって、夏に咲く貴重な花、赤、白、紫、紅、で私たちを楽しませてくれる。美木多幼稚園のそれは美原町からで、この木のために門の周りにレンガで大きな植木鉢を作った。鳳幼稚園のそれは大きな株立ちを含めて2本、奈良の宇陀,室生から、諏訪森幼稚園に咲くサルスベリは河南町からそれぞれの幼稚園に運ばれてきた。現地に行って、植木屋さんから譲っていただいたものだ。
2018年8月5日、午前9時、イタリア・ミラノ中央駅、ヴェニス・サンタルチア駅に向かう列車内、大きな旅行用バッグを棚に上げるのを一身に協力してくれた見知らぬイタリア人に気を取られていた。その瞬間、カバンが開いているとの一言、一瞬盗られたと悟った。聞くとその男と女二人の三人組だったらしい。3万円相当のユーロと何枚かのクレジットカード、運転免許証等であった。パスポートは助かった。それにしても何秒かの瞬間であった。今まで何回か海外に行き、私はLAST MAN、決して盗られることはないと思っていた。ヴェニスにつくまでの間、クレジットカードの停止を要請し続けた。その中でVISAカードは親切であった。現金が必要だったらすぐに現地の銀行に送金すると言い、仮のクレジットカードを次の宿泊先に届けるという。その言葉通り、次のフィレンツェのホテルの受付にはUPSの航空便でクレジットカードが届いていた。ヴェニスの現地警察にも行ったが、毎日何人も来るそうだ。10年少し前にロンドンのボンドストリートで財布を落とし、ホテルに帰って気づき、管轄の警察に行くと、「これか」と言って、財布を出された。そのときのうれしさは筆舌しがたい。イタリア人は悪いのは不法移民だと言う。壁に「移民はもう沢山」の落書きがよく見られた。ほんとうはどうなのか?今回時間よりもお金優先でドバイ経由欧州のエミレーツ航空に乗ったが、アラビアの国というイメージを一新、時間の正確さ、機材の新しさ、それに乗務員の対応のよさであった。
幼児教育の無償化
消費税が10%になる事で、幼児教育の無償化が来年10月より実行される。具体的なことは大枠以外何も決まっていない。例えば預かり保育の場合無償化対象の11300円は働いていない保護者にも適応されるのか。来年度の保育料は今年と同様ですが、10月からは無償化が実現しない場合、4月と同じ保育料、無償化があれば、保育料の変更を行います。幼児教育の世界でも、年々優秀な人材の確保が難しくなり、それに伴い人件費の大幅な上昇になっています。それに設備、教材のよりいっそうの充実を図っていかねばなりません。子どもたちの未来を見据え、今までの経験を踏まえ、一歩一歩前進をしてまいります。 今月もご支援、お力添え宜しくお願い申し上げます。
2018.09.01
2018年、8月26日、午後3時30分、美木多幼稚園、その門の前でしきりに一人の高齢者が幼稚園や、その周辺を見回している。何事だろう、声をかけようかなと思ったそのとき、カメラを取り出し、狙いを定めて、シャッターを切った。レンズの先に何があるのかと視線を移していくと、正門横に植えている樹齢100年以上の古木のサルスベリ、最後の力を絞るかのように紅色の花を満開に咲かせている。毎日通るがゆえにその変化に気づかなかった。その花の美しさをそのときまで忘れていた。目線が上まで行ってなかったのだろう。せっかくの精一杯のお化粧をしているのを見てやれなかったことで、申し訳ない思いでいっぱいだ。花の絶えることのない幼稚園、今までそのように考え、それなりに実行してきた。春夏秋冬、それぞれの季節にふさわしい花々がある。しかし炎熱の夏に咲く花が少ない。サルスベリはその中にあって、夏に咲く貴重な花、赤、白、紫、紅、で私たちを楽しませてくれる。美木多幼稚園のそれは美原町からで、この木のために門の周りにレンガで大きな植木鉢を作った。鳳幼稚園のそれは大きな株立ちを含めて2本、奈良の宇陀,室生から、諏訪森幼稚園に咲くサルスベリは河南町からそれぞれの幼稚園に運ばれてきた。現地に行って、植木屋さんから譲っていただいたものだ。
2018年8月5日、午前9時、イタリア・ミラノ中央駅、ヴェニス・サンタルチア駅に向かう列車内、大きな旅行用バッグを棚に上げるのを一身に協力してくれた見知らぬイタリア人に気を取られていた。その瞬間、カバンが開いているとの一言、一瞬盗られたと悟った。聞くとその男と女二人の三人組だったらしい。3万円相当のユーロと何枚かのクレジットカード、運転免許証等であった。パスポートは助かった。それにしても何秒かの瞬間であった。今まで何回か海外に行き、私はLAST MAN、決して盗られることはないと思っていた。ヴェニスにつくまでの間、クレジットカードの停止を要請し続けた。その中でVISAカードは親切であった。現金が必要だったらすぐに現地の銀行に送金すると言い、仮のクレジットカードを次の宿泊先に届けるという。その言葉通り、次のフィレンツェのホテルの受付にはUPSの航空便でクレジットカードが届いていた。ヴェニスの現地警察にも行ったが、毎日何人も来るそうだ。10年少し前にロンドンのボンドストリートで財布を落とし、ホテルに帰って気づき、管轄の警察に行くと、「これか」と言って、財布を出された。そのときのうれしさは筆舌しがたい。イタリア人は悪いのは不法移民だと言う。壁に「移民はもう沢山」の落書きがよく見られた。ほんとうはどうなのか?今回時間よりもお金優先でドバイ経由欧州のエミレーツ航空に乗ったが、アラビアの国というイメージを一新、時間の正確さ、機材の新しさ、それに乗務員の対応のよさであった。
幼児教育の無償化
消費税が10%になる事で、幼児教育の無償化が来年10月より実行される。具体的なことは大枠以外何も決まっていない。例えば預かり保育の場合無償化対象の11300円は働いていない保護者にも適応されるのか。来年度の保育料は今年と同様ですが、10月からは無償化が実現しない場合、4月と同じ保育料、無償化があれば、保育料の変更を行います。幼児教育の世界でも、年々優秀な人材の確保が難しくなり、それに伴い人件費の大幅な上昇になっています。それに設備、教材のよりいっそうの充実を図っていかねばなりません。子どもたちの未来を見据え、今までの経験を踏まえ、一歩一歩前進をしてまいります。 今月もご支援、お力添え宜しくお願い申し上げます。
医学の進歩 環境の変化 国民の多様性
2018.08.01
大阪万博の年、1970年1月、南米アルゼンチンの首都ブエノス・アイレスの広大な公園、「パルケ・パレルモ」の中にあるアエロ・パルケ飛行場から飛び立って約1時間30分、直線距離で942km、道路では1050km、機は高度を下げて、アルゼンチン北部の州都、サンチアゴ デル エステロに着陸した。尚、サンチアゴは聖者の名前、至る所に見られるので、後ろに de Cuba de Chile de Compostera (キューバ、チリ、コンポステラ 等)をつけている。英語に当たる言葉はSaint James. (因みにアルゼンチンには23州があり、面積は278万kmで世界第8番目、日本の8倍弱、人口は約4000万人、日本の三分の一、この州の北部にはフフイ州、provincia de Jujuy があり、ボリビアと接し、有名なウユニ塩湖にも近い。)快適なエアコンの効いた空の旅を少し満喫して機外に出た瞬間、火の中に投げ出されたかと思うほどの熱風が襲ってきた。瞬間、息をするのが苦しい程の暑さであった。砂漠に近い内陸部、当時26歳の私にとっても、いわば炎熱の地獄を見る思いをした。多分40度を超えていたのではないだろうか。しかし木陰に入ると涼しくて、別天地に来たかのようであった。行ったこともないが、孫悟空に出てくる火焔山もこれに似た灼熱の地獄であったのだろう。昔のことを書くと、又か、とか今は時代が違う、という人も多い。事実その通りだと思うことも多いが、昔のことを参考にして現代を生きるという事も一つの方策だ。運動しても、マラソンをしても、喉が乾いても「水を飲むな」という事が鉄則であった。水を飲むと汗が出て、スポーツに支障をきたすという考えであった。しかし今はどうだろうか。昔の指導者が聞けばびっくりするような「水分補給は欠かすな」「水を飲め、飲め」という大合唱、血が濃くなることによる障害の発生が多くなることを危惧している。以前は膚を焼くことが健康の象徴と言われた。海水浴で日光に当たり、皮膚が焼かれて、何枚もめくれた。体中が新しい皮膚と焼けた皮膚でまだらであった。男性だけでなく、女性もしかりであった。白い肌の人は病的に見えた。健康でないように思えた。今は男性も女性も戸外に出ることをあまり好まず、出ても衣服でガードし、日焼け止めクリームを塗りまくっている。紫外線とか、シミ、そばかすになることを恐れている。欧米で日傘をさしている人をめったに見ない。膚を太陽にさらけ出し、日光浴を楽しみ、森林浴を享受している。けがをすればどうだろうか。切り傷、擦り傷では消毒液で消毒し、ガーゼをまいたり、バンドエイドを貼ったりした。しかし今は流水で傷口を洗い、そのままにしておく場合が多い。医学の進歩が人の考えを変えたのか、環境の変化によるものか、或いは国民性なのか。複雑で、多様性の社会で大きく発展・成長を願う園児には他人の意見を尊重すると同時に自分の信念、意見を持つことの柔軟性と重要性をより一層求められている。昨年この便りで幼児教育の重要性を述べ、投資効果から考えても、大人に投資するよりは幼児に投資するほうがより経済的で、そのうえ効果が大きいとアメリカの学者の実証的な意見を紹介し、政府もそれらの検証された意見を参考にして、来年10月から幼児教育無償化を決めた。私たちもそれに呼応して保護者の期待に応える人材の確保、設備の更新に取り組んでいかねばならない。一か月にわたる夏休み、家にいることの憂鬱がある半面、今まで以上に親子のスキンシップを図り、子供たちを持つ喜び、幸せを見直すいい機会となるでしょう。子供の成長は親の喜び、みんなの幸せ、8月下旬、大きくなった子供たちを首を長くして待っています。
2018.08.01
大阪万博の年、1970年1月、南米アルゼンチンの首都ブエノス・アイレスの広大な公園、「パルケ・パレルモ」の中にあるアエロ・パルケ飛行場から飛び立って約1時間30分、直線距離で942km、道路では1050km、機は高度を下げて、アルゼンチン北部の州都、サンチアゴ デル エステロに着陸した。尚、サンチアゴは聖者の名前、至る所に見られるので、後ろに de Cuba de Chile de Compostera (キューバ、チリ、コンポステラ 等)をつけている。英語に当たる言葉はSaint James. (因みにアルゼンチンには23州があり、面積は278万kmで世界第8番目、日本の8倍弱、人口は約4000万人、日本の三分の一、この州の北部にはフフイ州、provincia de Jujuy があり、ボリビアと接し、有名なウユニ塩湖にも近い。)快適なエアコンの効いた空の旅を少し満喫して機外に出た瞬間、火の中に投げ出されたかと思うほどの熱風が襲ってきた。瞬間、息をするのが苦しい程の暑さであった。砂漠に近い内陸部、当時26歳の私にとっても、いわば炎熱の地獄を見る思いをした。多分40度を超えていたのではないだろうか。しかし木陰に入ると涼しくて、別天地に来たかのようであった。行ったこともないが、孫悟空に出てくる火焔山もこれに似た灼熱の地獄であったのだろう。昔のことを書くと、又か、とか今は時代が違う、という人も多い。事実その通りだと思うことも多いが、昔のことを参考にして現代を生きるという事も一つの方策だ。運動しても、マラソンをしても、喉が乾いても「水を飲むな」という事が鉄則であった。水を飲むと汗が出て、スポーツに支障をきたすという考えであった。しかし今はどうだろうか。昔の指導者が聞けばびっくりするような「水分補給は欠かすな」「水を飲め、飲め」という大合唱、血が濃くなることによる障害の発生が多くなることを危惧している。以前は膚を焼くことが健康の象徴と言われた。海水浴で日光に当たり、皮膚が焼かれて、何枚もめくれた。体中が新しい皮膚と焼けた皮膚でまだらであった。男性だけでなく、女性もしかりであった。白い肌の人は病的に見えた。健康でないように思えた。今は男性も女性も戸外に出ることをあまり好まず、出ても衣服でガードし、日焼け止めクリームを塗りまくっている。紫外線とか、シミ、そばかすになることを恐れている。欧米で日傘をさしている人をめったに見ない。膚を太陽にさらけ出し、日光浴を楽しみ、森林浴を享受している。けがをすればどうだろうか。切り傷、擦り傷では消毒液で消毒し、ガーゼをまいたり、バンドエイドを貼ったりした。しかし今は流水で傷口を洗い、そのままにしておく場合が多い。医学の進歩が人の考えを変えたのか、環境の変化によるものか、或いは国民性なのか。複雑で、多様性の社会で大きく発展・成長を願う園児には他人の意見を尊重すると同時に自分の信念、意見を持つことの柔軟性と重要性をより一層求められている。昨年この便りで幼児教育の重要性を述べ、投資効果から考えても、大人に投資するよりは幼児に投資するほうがより経済的で、そのうえ効果が大きいとアメリカの学者の実証的な意見を紹介し、政府もそれらの検証された意見を参考にして、来年10月から幼児教育無償化を決めた。私たちもそれに呼応して保護者の期待に応える人材の確保、設備の更新に取り組んでいかねばならない。一か月にわたる夏休み、家にいることの憂鬱がある半面、今まで以上に親子のスキンシップを図り、子供たちを持つ喜び、幸せを見直すいい機会となるでしょう。子供の成長は親の喜び、みんなの幸せ、8月下旬、大きくなった子供たちを首を長くして待っています。
幼児教育の無償化
2018.07.01
幼稚園の朝礼は3園とも8時から、その2分前の7時58分、建物に衝撃が走った。紛れもなく地震であった。テレビはすぐにこの地域は震度4と伝えた。寺田寅彦は「天災は忘れた頃にやってくる。」と言った。その通りであるが故に恐怖感も大きい。すぐに園内を点検し、連絡を取り合ったが、異常はなかった。ただ、北野田にある老人施設ハーモニーの4階までのエレベーターが停止した。私たちは日頃、避難訓練をし、防災マニュアルを作り、その時に備えているが、これを機により一層安全対策に取り組んでいきたい。幼稚園の通路には高いブロック塀はなく、園舎も国の安全基準を満たしているが、安全に安全を期すことは大切なこと、しかしその為に行動が萎縮しては本末転倒、バランスの取れた動きを心がけていきたい。私たち大阪南部ではたいした被害もなかったが、震源地近くに親族がおられ、運悪く被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
さていよいよ、7月20日過ぎより長い夏休みが始まります。休み中には日頃経験や体験できないことをするのも一つの方策、幸い日本は海も山も身近に存在している。ちなみにアメリカ人の中には海を知らない人も多いとか。そんなところに行くのも一つの方策だし、お父さん、お母さんの故郷を訪ねるのも意義あることです。夏休みをただ怠惰に過ごすのでなく、今年は何か一つのことを毎日続けてやってみたらどうだろうか。例えば早く寝る、起きる、新聞を取りに行く、ご飯を一緒に食べる、朝の挨拶をする、何でも良いから一つのことを継続してほしい。そして又お金のことも知ってほしい。何を買えるか、何を買わずに我慢できるか。具体的に学んでほしい。そしてちょっと難しいが節約という美徳も学んでほしい、皆さんが将来お金にその行動を制約されたり、縛られたり、すなわちお金の奴隷にならないためにも。しかし何よりも何よりもこの夏休み中は事故に遭わず、怪我をせず、病気になったりせずに元気いっぱい過ごして欲しい。そして8月27日から始まる二学期には元気な姿を見せて欲しい。 これからの日本を支える幼児の教育の無償化が今の政府によって具体化されつつあります。まだ費用負担の面で、未知数も多いので、保護者の皆様には責任を持って報告できないのですが、かすかに推定できるところを述べてみたいと思います。この施策はあくまで消費税が10%になるのが絶対条件ですが子育て支援法案も消費税が上がらなくても、実施された例があります。
1.実施時期 2019年10月。
2.財源 消費税率10%への引き上げによる増税分1,7兆円。
3.内容 就園奨励費上限の308000円、月額約25700円。これを越えた保育料の場合は 保育料 - 25700円=自己負担。
例えば毎月31000円の保育料であれば、31000円―25700円=5300円。(毎月の保育料)預かり保育は毎月約11300円まで無料。それを越えた部分は自己負担。
具体的な実施方法。 これも未定である。幼稚園は就園奨励費という形で、認定こども園では所得に応じた保育料という形で減免が行われているが、1.従来通りの形でおこなわれる。すなわち毎月決まった保育料を支払う。年度末に就園奨励費という形で308000円が支払われる。2.毎月の費用は決まった保育料から308000円の1/12を差し引いた金額を保育料として支払う。3.その他 従来通りでも事務量は大きいが毎月という形をとると、市町村の事務量も大幅に増えることが予想されるが、目に見える形と言うことになれば、認定こども園で実施されているような2. の形がベターかなと思う。 預かり保育について 預かり保育についても、1万円あまりの減免がされる予定。
費用負担 無償化の費用を誰が負担するかまだ決まっていないが、大方の予想として、国が1/2,大阪府と市町村がおのおの1/4とも言われている。
2018.07.01
幼稚園の朝礼は3園とも8時から、その2分前の7時58分、建物に衝撃が走った。紛れもなく地震であった。テレビはすぐにこの地域は震度4と伝えた。寺田寅彦は「天災は忘れた頃にやってくる。」と言った。その通りであるが故に恐怖感も大きい。すぐに園内を点検し、連絡を取り合ったが、異常はなかった。ただ、北野田にある老人施設ハーモニーの4階までのエレベーターが停止した。私たちは日頃、避難訓練をし、防災マニュアルを作り、その時に備えているが、これを機により一層安全対策に取り組んでいきたい。幼稚園の通路には高いブロック塀はなく、園舎も国の安全基準を満たしているが、安全に安全を期すことは大切なこと、しかしその為に行動が萎縮しては本末転倒、バランスの取れた動きを心がけていきたい。私たち大阪南部ではたいした被害もなかったが、震源地近くに親族がおられ、運悪く被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
さていよいよ、7月20日過ぎより長い夏休みが始まります。休み中には日頃経験や体験できないことをするのも一つの方策、幸い日本は海も山も身近に存在している。ちなみにアメリカ人の中には海を知らない人も多いとか。そんなところに行くのも一つの方策だし、お父さん、お母さんの故郷を訪ねるのも意義あることです。夏休みをただ怠惰に過ごすのでなく、今年は何か一つのことを毎日続けてやってみたらどうだろうか。例えば早く寝る、起きる、新聞を取りに行く、ご飯を一緒に食べる、朝の挨拶をする、何でも良いから一つのことを継続してほしい。そして又お金のことも知ってほしい。何を買えるか、何を買わずに我慢できるか。具体的に学んでほしい。そしてちょっと難しいが節約という美徳も学んでほしい、皆さんが将来お金にその行動を制約されたり、縛られたり、すなわちお金の奴隷にならないためにも。しかし何よりも何よりもこの夏休み中は事故に遭わず、怪我をせず、病気になったりせずに元気いっぱい過ごして欲しい。そして8月27日から始まる二学期には元気な姿を見せて欲しい。 これからの日本を支える幼児の教育の無償化が今の政府によって具体化されつつあります。まだ費用負担の面で、未知数も多いので、保護者の皆様には責任を持って報告できないのですが、かすかに推定できるところを述べてみたいと思います。この施策はあくまで消費税が10%になるのが絶対条件ですが子育て支援法案も消費税が上がらなくても、実施された例があります。
1.実施時期 2019年10月。
2.財源 消費税率10%への引き上げによる増税分1,7兆円。
3.内容 就園奨励費上限の308000円、月額約25700円。これを越えた保育料の場合は 保育料 - 25700円=自己負担。
例えば毎月31000円の保育料であれば、31000円―25700円=5300円。(毎月の保育料)預かり保育は毎月約11300円まで無料。それを越えた部分は自己負担。
具体的な実施方法。 これも未定である。幼稚園は就園奨励費という形で、認定こども園では所得に応じた保育料という形で減免が行われているが、1.従来通りの形でおこなわれる。すなわち毎月決まった保育料を支払う。年度末に就園奨励費という形で308000円が支払われる。2.毎月の費用は決まった保育料から308000円の1/12を差し引いた金額を保育料として支払う。3.その他 従来通りでも事務量は大きいが毎月という形をとると、市町村の事務量も大幅に増えることが予想されるが、目に見える形と言うことになれば、認定こども園で実施されているような2. の形がベターかなと思う。 預かり保育について 預かり保育についても、1万円あまりの減免がされる予定。
費用負担 無償化の費用を誰が負担するかまだ決まっていないが、大方の予想として、国が1/2,大阪府と市町村がおのおの1/4とも言われている。